ハリーポッター
〜アズガバンの囚人〜

 1作目2作目共に字幕だったので、当然字幕で観るつもりでしたが、おかんに付き合わされ、時間の都合上吹き替えで観ました。しかも最初の10分は見れず仕舞。観たときには既にはりぃはバスの中。☆首が軽快にしゃべっていました。
  
 
 今回から監督さんが変わられて、どうなるのかと期待と不安が交錯していましたが、映像の撮り方が変わっただけで、問題ナシの面白さでした。1.2作が全体を満遍なく映し出していたのに対し、今回はまるでジェットコースターの一番前に乗っているような、スピード感溢れる作品でした。ねずみの国でよくある、団体で体験するやつ。視点がまさにはりぃ。3D眼鏡とか使ったらもっと面白かったかも。ある意味蜘蛛男Uよりスピードはあったかも。


 キャラクター。はりぃは格好良く成長していました。流石成長期。顔が1作目よりだいぶ大人びていますが、やっぱりはりぃ。可愛らしさが薄れていくのはちょっぴり寂しいですが、立派に主役を務めています。まあ、いつものことですが、表情は少ないです。

 おとぼけキャラ、ろん。はりぃに対し表情がころころ変わる。顔芸と言って良いくらい。本拠地英国でははりぃより人気があるとか。順調に男前に育っております。役柄的には情けなさ一直線で、ある意味今回見せ場ナシといったところ。微妙にろん×はーまいおにぃなシーンは有りましたが。次作はらぶらぶだ。がんばれ。

 はーまいおにぃ。キュートな男前。今回のヒーローは間違いなく彼女。見事なパンチを有り難う。暴れ柳との格闘も素敵でした。えまちゃんは本当に美人さんに育ったなぁ。

 へたれないじめっ子どらこ。何よりもショックなことが
「QPちゃんヘアじゃない( ̄□ ̄;)!!」
 さらさら金髪をオールバックにしてこそマルフォイ一族です。なーのーにー。ぱっつん。例えるなら某庭球王子に出てくる閉眼データマン。または「My friend forever」のブラッド・レンフロ。白に近い金髪は好きですが。私が「かみのけー!!」と心の内で叫んでいるとき、隣のおかんが
「この子、ぶっさいくに育ったわねぇ」
と、トドメ刺してくれました。ひどいやおかん(T_T)出番少ないんだから許してあげてよ(何を)

 いじめっ子の大ボス。すねいぷ先生。原作ではどうでもいい人なんですが、映画では一番のお気に入り。相変わらず陰鬱な表情で美人さんです。可愛いなー。ものまねボガード(ボガードって妖精だと思っていました)が、ねびるのおばあちゃまの服を着たすねいぷ先生を真似てくれました。
スカート万歳。
 原作では今回結構大人気ないことをしますが、映画ではバレていませんでした。美人だからでしょうか。

 チョコで万病が治ると思っているヤサグレ貧乏るーぴん先生。最初登場したとき「でかっ!」と思いました。イメージではいつもにこにこほんわか先生。映画の彼はなんだかやる気満々。貧乏くささが有りません。立派にはりぃの先生です。ことあるごとにチョコは出してくれましたが。狼男であることを悩む姿は片鱗だけ(ボガードの授業)しか表れませんでした。吹き替えは銀河の英雄や、「月刊プロテニス」の記者などの声を演られている郷田ほづみさん。あー道理でやる気満々な訳だ。

 そして、私の期待を一身に受けている黒犬しりうす。今回のヒロイン。間違いなく、ヒロイン。ゲイリーオールドマンが演じていらっしゃいますが、全身が映し出され時
「ちっさ( ̄□ ̄;)!!」
と思わず口に出そうでした。おかんは海賊ジョニー・ディップと間違えておりました。この人、演技がいちいちコミカルで可笑しいです。この役が演れて嬉しいんだなー。てか、子供に見せられる映画、しかもいい人が演じられて嬉しいんだなぁ、と。いつもコミカルでいかれた敵役ですから。けれどこの先の彼の行く末を考えると、やはりゲイリーが演じるキャラだな、と。吹き替え、いつもは大塚芳忠さんが担当されていると思うのですが、今回違って、ちょっぴり残念でした。


 ここで、腐女子的意見をちょこっと

 はりぃぽったぁ同人界では「親世代」というジャンルのなかで「シリウス×ルーピン」略してシリルーというのがメジャーだと伺ったのですが、映画を見る限り、「ルーピン×シリウス」じゃないのか!?と思ってしまいました。二人が久々の再開で包容をかますシーン。しりうすがちっちゃいので背伸びしているんですよね。かーわーいーいーなぁ。お子さま達の前でそんな熱い包容かまさないで下さい。るーぴん先生が狼男に変身しそうになるところを一生懸命止めようとするところも、小さい体で、まさに身体を張って止める姿に愛を感じました。ジェームスも草場の影からほくそ笑んでいることでしょう。まあ、「石を投げればホモに当たる」と友人から教えられた英国の映画なので、いーんじゃないかと。

 内容は、あの話を2時間そこらで納めるのだから仕様がないのですが、いろいろ端折り過ぎです。何故ぴーたーがネズミになることが出来、しりうすが犬になるのかが全く説明されていませんし、最初るーぴん先生はしりうすを疑っていたのにそれもなし。個人的には気絶したすねいぷ先生の頭を岸壁に打ち付けるシーンが無いことが残念。狼男から生徒3人を庇うという格好いいシーンは有りましたが。やはり美人だからでしょうか(しつこい)あ、バタービールがない( ̄□ ̄;)!!
 
 映像には文句はないので、次回作も楽しみです。「チキンー!」のセリフが省かれないことを祈るばかりです。

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