白い怪盗に傾倒したのが昨年、映画が終わってからだったので、今回はファンとして映画館に行かねば、と半ば使命のように見に行きました。正直、映画館で観る初めてのコナン。平日ということもあり、館内は私も含め10人もいませんでした。が、
全員二十代女性ってどうなんだろう・・・
 まあ、お子さまは学校ですしねぇ・・・


 さて、イモとコーラを持っていよいよ鑑賞。豪華客船のCGが目にいたい(T_T) いつも思うんですが、無理にCG使わなくても・・・
 コナン君と愉快な少年探偵団+蘭ちゃん園子ちゃん、小五郎おじさま登場
 映画の登場人物はどうしてそんなに天麩羅食べたばかりのような唇をしているのだろう。
 みんなつやつや。グロスたっぷり。元太くんもおじさまも。

 
 今回、最初から犯人が分かっている、所謂「コロンボ」タイプの物語ですが、それが引っかけだったり。
 でも犯人がバレバレなのは痛い。お子さま対象だからいーんでしょうか。友人が「コナンの映画はスリルとショックはあってもサスペンスはない」と豪語していましたし。まあ、コロンボタイプですから犯人の動悸とトリックを暴く方に焦点当てればいーんですね(自己暗示)


 新一の山口勝平さんが「小さい頃の新一は可愛い」と言っていましたが、まあ、確かに可愛いですな。
 コナンとは違いますが。
 どうしても、小さい工藤新一がコナンと同じに見えないんですよね。高山みなみさんのコナンを観ると、
「いやーんかわいー」
と七転八倒するのですが、幼い新一観ても、みなみさんの声に違和感を感じてしまうのは何故でしょう?
寧ろ小さくても勝平さんがあてたほうが違和感ないかも。やはり見た目は同じでも中身が高校生と小学生の違いでしょうか。


 さて、今回の主役はコナンちゃんではなく、ダンディ小五郎おじさまです。もう、宣伝の時点で小五郎が小五郎がと言われていたのですが、所詮、白い怪盗ファンとしては、
 「小五郎おじさまかぁ」
 程度のノリで観たのですが、おいおいホントに格好いいよ!
 小五郎ファンの方すみません(土下座)
 いつもよりタキシード姿がカッコええなぁと思ったら、後半は全ておじさまが持っていきます。うわぁー大人だよ!鑑識のトメさんが登場したときにも、ちょっとドキドキしましたが、犯人を追いつめるおじさまはちょっぴり「ぽか」はあったものの策士でフェミニストで強かったです。これも麻酔銃に打たれ過ぎて薬中毒の結果でしょうか(笑)娘思いな姿はよく出てきますが、探偵らしさを発揮したのは映画では初めてでは?
しかし、大人の魅力を発揮するためだからと言って、最終的に、犯人と素手で格闘ってどうなんでしょう・・・ハリウッドじゃないんだから


 コナンちゃんと小五郎おじさまが乗っている乗り物が、無事に到着した試しは一度としてないので、今回もタイタニックばりの沈没ぶりです。こんなに爆破や事故ばかりに遭っている少年探偵団の将来が心配です。殺人と事故は当たり前に起こるとか思っていたらどうしよう・・・。よくトラウマにならないものです。
 そして必ずそのしわ寄せがくるのが蘭ちゃん。最終的に新一を助けるのはいつも蘭ちゃん。新一は一生蘭ちゃんに頭が上がりませんね。


 しっかし、工藤優作氏は息子に何をさせたいんでしょうかねぇ・・・。銃は撃てる、ヘリや飛行機は操縦できる。今回はジェットスキーですか。車は間違いなく運転できますね。怪盗にさせたいんでしょうか(笑)


 そう言えば、今回殺された一人が、船から海に放り出されて死んだ訳ですが、(実際はナイフでの殺傷が致命的であったにしろ)、海に放り出されて、まっ裸になって助かった西の名探偵はある意味凄いんじゃなかろうかと。お守りの力(呪い?)は絶大ですね。


 推理とかは別として、今回の話はとても良い話でした。おじさまも格好良く、少年探偵団は純粋で素直。お子さま達には少年探偵団に投影して欲しいという大人の願いが彼らの存在理由だからでしょうか。
 結構のめり込んで観ることが出来たので、青山先生の原画が何処で使われたかとか、みなみさんが何処で歌ったかすっかりスルーしてしまいました。そういえば、今回、監督さん違いますよね?はっきりと覚えていないんですが、微妙に違和感があったので。

 初めて劇場で観ましたが、疲労することもなく楽しめました。

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