観光スポット(大原編)


                                         

◆宝泉院
 三千院の奥にある勝林院の住職の坊。江戸初期に再建されたもの。柱と柱を額縁に見立てて鑑賞する額縁庭園。
 また、血天井も有名ですが、見忘れてしまったのか、記憶に残っていないのか覚えが(爆)
 拝観料には御抹茶も付いていて、ぼぉぉーと過ごすにも良いところ。朝八時に行った時点ですでにカメラを持った人達がたーんといました。
水琴窟。ちょっぴり出っ張っている棒に耳を当てると、水の流れる音が、まるで琴を奏でていかのように聞こえてきます。クリスタルをはじいているような音が四分の三ゆらぎを感じるかと。
◆三千院
 開基は最澄上人。本尊は薬師瑠璃光如来像(秘仏)
 往生極楽院には国宝の阿弥陀三尊像が納められているのですが、これがちょっと面白い。阿弥陀如来像の両脇にいる観世音菩薩と、勢至菩薩が、当に正座。ふつうは結跏趺坐ですよね。話によると、今生の人々を救済するために今当に腰を上げようとしているところとか。「はーどっこらしょ」とか言いそうなんですが(笑)
 因みに解説をしてくれるお坊様も愉快な方でした。関西地方の坊さんは皆こーなんでしょうか
 
 ここは八時半から公開なのですが、八時の時点で既に観光客の方々が今か今かと門が開くのを待っていました。
 
◆阿弥陀寺
 大原から奥へ一駅。古知谷に下りるとすぐ見えてきます。
 が、それはあくまで入り口。そこからずんずん山を登っていきます。てか、あり得ない傾斜坂。登山しに来たわけではないのですがね。妊婦さんが上っていたのには流石に吃驚しました。
 台風の影響でもうほとんど紅葉は落ちていました。観光バスは通らないので、シーズン中でも結構静かでした。
 石廟には開山上人の即身仏が安置されているとか。
 きょおとぉーおーはらさんぜんいん♪
 うちのおかんが事有るごとに歌い出します。
◆来迎院
 平安初期に慈覚大師円仁が声明(しょうみょう)の修練道場として開山。三千院とは反対方向に真っ直ぐ進むとあります。
 ここまで来たからにはやはり声明を聞かなければと思い、時間を組み立て、13時に来迎院に到着するようにセッティング(声明は毎週日曜13時より行われます)
 いよいよ声明を拝聴。少し低めの雅楽という感じ。だと思ったら、譜面が雅楽と同じだそうで。音が区切れずに次の音に繋がるのが特徴だそうで。たった二行を20分かけて読み上げるそうです。
 いやぁ、正座がきつかった(笑)
◆音無の滝
 来迎院から、更に奥へと進んだ処に、こじんまりとした滝が有ります。
 来迎院にいた良忍上人が声明の修行中、声がこの場所まで届いて滝の音を消したと言われています。
 紅葉を踏み分けていくと奥に見えてきます。この場所まで行くのにちょっと面倒な路を通ります。バランス感覚がないので、けっこうひやひや。
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