今回の個人的なコンセプトが『マイクロセレブなグルメツアー』と、わけ分からんもの。出発まで「どこに行くか」ではなく、「何を食べるか」に心血を注いでいた。ま、極貧旅行なので、豪勢にとは行かなくても、食べまくる。

◆ホテルのビュッフェ
　普通のバイキング。味も普通。可もなく不可もなく。友人二人が黒のライ麦パンを「ぱさぱさして食べれない」とリタイアしていたが、まず、焼こうよ。ドイツ系のパンが好きなので結構いける。以前から思っていたのだが、イギリスのパンはなんでこんなにぱさぱさなのか？　なんと理由は「イギリス人の唾液の分泌量が日本人の2倍あるから」なのだとか。あのぱさぱさ加減で丁度よいのだ。自分たちの尺度で測っちゃいけないね。中華の瓜系はどうしてこんなに美味いのか。

◆インターコンチネンタルホテルのアフタヌーンティー
　　写真は二人前。でもボリューム抜群。三人でもお持ち帰り。一段目がプチケーキ。真ん中のメレンゲ泡立てたやつが強烈に甘い。それ以外は普通に美味しい。最後に食べたチョコレートのムースケーキが濃厚で大変美味。Qが頼んだコーヒーフロート（写真左）に付いてきたチョコレートトリュフも美味い。ここのホテルはチョコが美味いようだ。ペニンシュラのやつより断然好き。二段目がサンドイッチやら、春巻きやら甘くないやつ。春巻きとかサーモンは美味い。てかこの段ほとんど二人に食べられた。甘いのが苦手な二人。三段目がスコーン。大きくて美味いが、もうちょっと温かかったら尚よろし。頼めば温めてくれたのかな。三段目の左端に写っている抹茶のプチマフィンがREDのお気に召さなかった模様。サービスなのかお湯が次々と足された。日本じゃありあえん。そしていつまでも美味しい紅茶。まったり過ごすのには最高なロケーション。ジャムが普通のイチゴでちょとガッカリ。

◆鴻星海鮮酒家
　　ホテルの隣にあるレストランが支店が結構ある。昼の飲茶とオコゼ料理が有名。あまりにおなかがすいていたのか、写真を撮るのを忘れた(゜O゜;食べた物はフカヒレスープ、マッシュルームと湯葉の炒め物。蝦の卵白炒め。蟹チャーハン・・・あと一品頼んだ気がする。中国らしい味。多分オイスターソースだと思う。湯葉好きにはたまらなかった。海外で日本の味を全く求めてはいないので、いつもとは違った味が良い。で、写真がいわくのデザート。温かいシロップ。トマトかスイカで悩んだが、たぶんスイカ？二人はリタイア。寒い時にはけっこういける。帰国してから調べたら結構メジャーなデザートだった。最初の一口がびっくり。となりのテーブルのヒトの石焼海鮮にちょと心惹かれた。

◆エッグタルト
ポルトガル伝統菓子。香港マカオでは結構どこでも売っている。カスタードの甘さ加減が勝負のしどころ。個人的に三越ジョアンのやつが一番好き（日本だ）
◆許留山
マンゴーを主としたフルーツデザート店。マンゴーだけは日本では味わえない。下の緑は亀ゼリー？

◆龍記酒家
　マカオ・セナド広場にある広東料理店。入り口がちょと入りづらい。昼過ぎだったので、客が私たちと二人の日本人客だけだった。日本語メニューがあるのが嬉しい。左から蟹とチンゲン菜の炒め物、蝦と卵のチャーハン、チャーシュー麺。味付けが結構好み。上湯かな。蟹が美味い。チンゲン菜は硬い部分から入っているが、硬いのは寧ろ好み。チャーシュー麺はスープ、チャーシュー、にんにくの芽が美味い。麺は好みじゃない。チャーハンは相変わらずの薄味。私はこれだけでもいけるが、二人は炒め物の残り汁を上からかけて食べていた。真似をしたら美味かった。昼はこれくらいで十分。しかもものすごいリーズナブル。一人500円くらいで済んだ。

◆マックドナルド
　世界のマック。香港限定のメニューが嬉しい。で、今回はピタに挑戦。ピタの皮が少々厚いものの、肉が美味い。二人はフィッシュバーガーを注文していたが「日本の味と違う」と言っていた。だからなんで、外国で日本の味を求めるの。コーヒーとか芋とかは同じ味に思えるけどなぁ。私の味覚がおかしいのか？（嗅覚は確実におかしい）

◆朝食
　オレンジジュースとグレープフルーツ。香港のジュースはどこで買ってもフレッシュ。粒も入っている。ジュースだけでも持ち帰りたい。
パンは生地が甘めなのが多い。クロワッサンにはジャムがはさんであった。パイ生地の中にあったカレーは中華風味

◆龍門大酒楼
　湾仔の駅前にある飲茶店。早朝から地元客で賑わっている。そう、地元客。観光客は先ずめったに行かない。てか、女性のみでは行かない。地元のおっちゃんどもが粥だけで2時間しゃべる。けっこうざっぱ。でも味は抜群。蝦蒸し餃子も、春巻きも、焼豚饅も腸粉も美味しい。前回行った倫敦大酒楼より食べやすい。朝食なのであまりたくさん食べられなかったのが残念。
　

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